4月の有効求人倍率1・48倍の数字の背景

厚生労働省が30日午前発表した4月の有効求人倍率が1.48倍となりバブル期を上回ったというニュースが流れました。私ならずとも違和感を感じた人も多いと思います。人手不足という状況は聞いています。これは一部企業を除いて大半の企業が給与が安いからです。募集しても人は来ません。派遣会社に登録すれば、正社員募集の給与より手取りが多く貰える実態があります。将来を見据えた昇給や、年金などは若い人はあまり考えませんから安い給料には応募しません。また職を失った中高年の人は生活のためお金が要りますからこちらも安い給料には手を出しません。こんな背景があると思います。実際職安、新聞、就職誌に出しても電話すらかからないという企業は沢山あります。実際正社員の有効求人倍率は0.97倍と書かれてあります。
バブル期を超えたとあたかも好景気になっているような錯覚に陥りますが、これは厚生労働省の宣伝じみた発表のように思えます。企業は大きくなるにつれ、末端の社員の非正規化を図っています。中核の幹部のみ社員で部下はすべて非正規という業態は沢山あります。このような数字のマジックを発表する前に企業の規模別正社員比率を法律で設定したほうがいいと思います。

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